ゲームはどう批評したらいいんだろうか、
どう批評されるべきなんだろうか。
ペイントソフトで絵を思い通りに描けなかったとき、
それは誰のせいだろうか。
絵がうまい人なら、
ペンが太すぎる、色が少ない、UIが不親切と、
ペイントソフトの機能をあれこれ批判するだろう。
"体験"を作るツールとしてのゲームを考えたとき、
これと同じことが言える。
ユーザーがペイントソフトで絵を描くように、
プレイヤーはゲームを使って体験を描く。
思いどおりの絵を描けるようツールの使い方を学ぶように、
思いどおりの体験を作れるようゲームを遊び方を学ぶ。
そのゲームは目的の体験を作るために、
必要とされる機能をちゃんと備えているだろうか。
ゲームはこれを客観的に批評するべきだ。
「こういう体験を作るには、こういう機能が不足している。」
まずはこの形式に則った批評からはじめてみようと思う。
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