題材となったDrakensangはドイツ版D&DともいえるTRPG。
一昨年にPC用シングルRPGとして
Drakensang:The Dark Eyeが発売された。
ドイツ語版のローカライズに時間が掛かったせいか
すっかり大作の陰に隠れてしまったが、
美麗なグラフィックと安定した完成度で知る人ぞ知る名作。
今年のはじめに事実上2のThe River of Timeの英語版、
その拡張Phileasson's Secretが5月に発売され、
じわじわとファンを増やしている。
ブラウザゲームとなったDrakensang OnlineはJavaで動作。
ブラウザ上でプレイできて、フルスクリーンに切り替えが可能。
さらに驚くことにこれがなめらかに動くんだからご愁傷様です。
プレイフィールはオーソドックスなハックンスラッシュだが、
マルチ部分が少々おもしろいことになっている。
ハクスラだが自分で部屋を作ることはしない。
MMOのように適当なタウンに放りこまれ、
マップ端からフィールド移動して歩いてまわる。
フィールド内のプレイヤー達は適当にチャンネル分けでもされているんだろう、
同じチャンネルにいるプレイヤー達とは敵やダメージを共有することになる。
人数はゾーンを渡り切るまで2、3人とすれ違う程度だった。
ちょっと変わっているのが敵の湧き方だ。
定位置にスポーンする敵とは別に、
プレイヤーの周りに定期的に敵がスポーンする。
エンカウント式で沸くので、狩場争いや沸き待ちなどする必要がない。
いつも多めに沸くので他のプレイヤーがいてくれるとありがたいぐらいだ。
いわゆるインスタンス的なものも別にある。
フィールドのどこかに入り口があり、これは入場前に難易度をきかれる。
クエストも適度に用意されていて、
中にはインスタンスへ行かなければいけないものもある。
なんと言っても見所は
シリーズを通して溜めた美麗なリソースを惜し気無く使い、
Javaでダイナミックライティングまでやってのけるグラフィック。
ブラウザゲームエンジンでも作る気だろうか。
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